展覧会概要

はっきりとした四季と湿潤な気候に育まれた良材に恵まれて、我が国の木竹工芸は、技術的・芸術的に優れた独自の工芸として発展してきました。本展ではこの伝統を継承しつつ、今日の生活に即した木工芸・竹工芸作品を全国から公募し、厳選した入選作と重要無形文化財保持者(人間国宝)の作品を一堂に展示します。

展覧会名
第20回伝統工芸木竹展(第4回神戸展)
―全国の木工芸・竹工芸作家による公募展
2025年5月24日(土)~6月29日(日)
竹中大工道具館1Fホール
開催時間
9:30〜16:30(入館は16:00まで)
休館
月曜日(祝日の場合は翌平日)
入館
一般700円、大高生・65歳以上の方500円、中学生以下無料(常設展観覧料を含む)
日本工芸会、竹中大工道具館
文化庁、兵庫県教育委員会、朝日新聞社、MOA美術館、神戸新聞社、NHK神戸放送局
主な展示品
文部科学大臣賞: 古谷禎朗作 栃と胡桃の棚(とちとくるみのたな)
東京都教育委員会賞: 甲斐幸太郎作 神代欅と欅の蓋物「ひこばえ」(じんだいけやきとけやきのふたもの「ひこばえ」)
朝日新聞社賞: 小家弘誠作 欅造拭漆箱(けやきづくりふきうるしばこ)
MOA美術館賞: 市川正人作 献保梨拭漆寄木象嵌の箱(けんぽなしふきうるしよせぎぞうがんのはこ)
木竹参与賞: 上野孝志作 花籃「茜雲」(はなかご「あかねぐも」)
第20回記念賞: 馬淵弘幸作 神代杉木画箱(じんだいすぎもくがばこ)
奨励賞 三越伊勢丹賞: 矢野坂伸二作 欅拭漆盛器(けやきふきうるしもりき)
奨励賞 日本工芸会木竹部会賞: 河野祥篁作 透網代花籠「安寧」(すかしあじろはなかご「あんねい」)
関連イベント

刳物でつくる小皿
無垢の板を丸鑿で刳り、豆鉋で削って仕上げる刳物の小皿をつくります。
※手道具を使うため初級程度の木工経験が必要です。使いなれた道具があればお持ちください。

2025年6月1日(日)10:00~16:00
講師
宮本貞治(重要無形文化財保持者)、
市川正人(日本工芸会正会員)
竹中大工道具館地下2 階木工室
参加
8,000円(別途入館料が必要)
大人 8名 ※応募者多数の場合抽選
申込締切
2025年5月10日(土)必着

■ギャラリートーク *申込不要
展示作品を日本工芸会正会員が解説します。

2025年5月25日(日)、6月8日(日)・15日(日)・22日(日)14:00~15:00
  • 5月25日(日) 宮本貞治「受賞作品と挽物作品を中心に」
  • 6月8日(日)   市川正人「指物作品を中心に」
  • 6月15日(日) 甲斐幸太郎「刳物作品を中心に」
  • 6月22日(日) 田辺竹雲斎「竹工作品を中心に」

関連イベント

申込方法

イベントページ、または往復ハガキ(抽選イベントのみ)でお申込みください。

イベントページ
  • ワークショップ「刳物でつくる小皿」はこちら
往復ハガキ

*ハガキ1枚につき1名様まで

[往信用裏面]

①イベント名 ②参加者氏名(フリガナ) ③郵便番号・住所 ④電話番号 ⑤年齢 ⑥利き手

[返信用表面]

宛先に申込者の郵便番号・住所・氏名を記入。

裏面は未記入のこと。

[申 込 先]

〒651-0056神戸市中央区熊内町7-5-1
竹中大工道具館イベント係